製品について

サトゲンとは?

サトゲンは群馬高等専門学校 環境都市工学科の青井教授と(有)里源が開発した、浄水土・土壌改良材・黒土代用品、農薬に頼らない新しい植栽用土組成・再生剤です。
園芸土等は、一度使用されると、偏った施肥や単一的な植物により、根株の周りの土壌環境も偏重し易い。これにより、病虫害を助長させる結果となっています。ここにサトゲンをくわえることにより、土壌環境を再生し、正常な状態に戻して連作障害等も防ぐことができます。

浄水発生土(ダムの水を水道水にろ過する際に残る土)とキノコ廃菌床を主原料としており、有効土壌細菌と有用微生物を含みます。果樹・花木・野菜・果物等の農産物生産で使用済みの「つち」にサトゲンを混ぜる事で、土壌環境を正常な状態に戻し、病虫害を農薬を用いずとも防ぐ土壌再生剤である。浄水発生土とキノコ廃菌床・剪定枝という安全な原材料のみを使用して、じっくり低温醗酵させることで製造した自然にやさしい製品です。
浄水発生土に含まれるアルミの害を克服し、尚且つ、病虫害を防ぐ画期的な資材として特許を取得しています。(特許第4226065号)

サトゲンは「環境」に配慮した循環型社会構築を促進するリサイクル資材として、またエコロジー商品として低コストで、しかも安全安心な資材です。

サトゲンの効果

バチルス菌(枯草菌)と自活性線虫を多く含んでおります。

■ バチルス菌

■ 自活性線虫

病原性の線虫(ネコブセンチュウ類、シストセンチュウ類、ネグサレセンチュウ類等)は農業分野では、連作障害など様々な害を引き起こしている。自活性線虫(捕食性線虫や腐生性線虫)は良い線虫として地力の指標にもなっています。自活性線虫を多く含むことで、ネコブや根腐れを引き起こす 病原性の線虫を生態学的に淘汰し、線虫害による連作障害に効果を発揮します。

サトゲンS・サトゲンSS

浄水土・キノコ廃菌床・剪定枝という安全な原材料を使用して、低温発酵により製造した自然にやさしい土壌改良材・黒土代替品である。(特許第4226065号)

植裁基板としての客土材では「黒土」が一般に適していて、利用されてきた。しかし、近年では「黒土」が枯渇してきており、良質なものが手に入り辛くなっている。
「黒土」は、「黒ぼく土」とも呼ばれ森林環境の中で、落葉や動植物の残骸や死骸等が自然のサイクルの中で分解され堆積されて出来たものである。最近では、開発により新たな自然のサイクルで作られることは期待が出来ない。

サトゲンS・SSは人間の生活環境の中で、如何してっも出てしまう、捨ててしまえば廃棄物となってしまう副産物を利用し、自然の土壌生態系を手本にし、自然にやさしくあんぜんな 高性能の緑化基盤材である。

性能

  1. 水持ち。肥料持ちがよく、透水性にも優れている。
  2. バチルス菌と自活性線虫の働きにより、病虫害の発生が低減出来る。
  3. 比重が軽く輸送コストが安い。
  4. 環境破壊をしない。
  5. 環境に負荷のかかる廃棄物の削減が出来る。

サトゲンM

浄水土・キノコ廃菌床・剪定枝という安全な原材料を使用して、低温発酵により製造した自然にやさしい植栽用土組成・再生剤である。(特許第4226065)

プランターや、コンテナで植物を育てると、その中の土壌環境は、偏ったものになってしまう。これにより、病害虫も発生しやすくなり、用土の再利用がされなかった。また、土壌消毒を行おうとすると、多額の薬剤や日光消毒等の労力が大変であった。
サトゲンMはは、偏った土壌環境をバチルス菌と自活性線虫の働きにより、土を再生し、蘇らせることが出来る。

効果

  1. バチルス菌が、団粒構造を構成する為、水はけ・水持ち・肥料持ちがよい。
  2. バチルス菌が抗生物質を分泌する為に、連鎖障害を引き起こすカビの発生や病原菌の発生を抑える効果がある。
  3. 自活製線虫がネコブや根腐れを引き起こす病原性の線虫を生態学的に淘汰することにより、線虫害による連鎖障害に効果を発揮する。
  4. プランター等の使用済み用土をリサイクル利用出来る。

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特許第4226065 取得
群馬県1社1技術 選定
経営革新計画承認