営業案内

事業内容

  1. 研究開発並びに製造販売植物育成材・土壌改良材・肥料・消臭、脱臭剤
    植物育成材・土壌改良材 「サトゲンS・SS・M」のページはこちら

    第25回全国都市緑化ぐんまフェア高崎会場エコロジカルキューブ出展(2008年3月29日~2008年6月8日)
    資源を無駄にしないリサイクル技術の開発で循環型社会の構築に取り組んでいる。

     
  2. 有機廃棄物の処理及び再生
  3. 造園・土木・建築・園芸資材の販売及び付帯業務
  4. 農産物の生産、加工、販売

有機廃棄物の処理及び再生

ため池や停滞水域河川等の軟弱なシルト質底泥の除去にはなかなか良い方法がない。
また池・沼には瓶・缶類や肥料袋・マルチなどのフィルム状プラスチックが必ず含まれるために、系外に搬出される底泥は産業廃棄物として処分しないといけないことが多く、膨大な費用が発生する。また、ダム湖本体の下部に堆積する泥は、除去が困難であるとともに、有機物を含むために嫌気化し、アンモニア態窒素やリン酸の溶出をおこし、これらの栄養塩が湖水の循環により冬季から春期にかけて表面水に供給され、富栄養化によりカビ臭などの利水障害を起こしている。
当社では底泥を資源として回収でき、生態系も保全できる経済的な技術開発を行い、本底泥浚渫方法でのため池や沼、ダムの有機廃棄物処理・及び再生業務を行います。

■ 従来型浚渫工法との違い

従来工法では水を抜き、産業廃棄物になってしまう底泥をバキュームで取り除き産業廃棄物として廃棄する為莫大な膨大な費用が発生する。また、従来型浚渫工法を行うと生態系の保全を行う事ができずに生態系が変わってしまう。


特殊な底泥撹拌ポンプにより、底泥の一部に強い水流を与えてスラリー化し、ホースで陸上の設備に送って、枝葉やフィルム状プラスチックをスクリーンで除去し、新開発の無機中性凝集剤を添加して5分以内に固液分離して、上澄液は水域に返送し、凝集した泥は濃縮槽でさらに濃縮された後に、ベルトプレス脱水機で脱水する。浚渫から脱水土になるまでの時間は15分程度と高速である。

脱水土の含有率は50%以下であり、そのまま育苗土として利用できる。
脱水土は回収させていただき、サトゲンへと加工する事もできます。

施工写真

■ 作業台船と底泥撹拌浚渫ポンプ

底泥撹拌浚渫ポンプが台船で水平移動し、底泥の濃い部分と接触し底泥を吸い上げる。

■ 資源再利用型底泥高速凝集分離装置

凝縮槽と分離槽は1つの水槽で構成され、スクリーン下の流入水が凝縮槽で無機中性凝縮材とミキサーにより強く混合される。1分以内にフロックに凝集し、5分以内に固液分離される。上澄水は上部からオーバーフローで流出する。分離槽下部から、濃縮した底泥が引き抜かれる。その濃縮底泥は、隣接する濃縮槽に自然流下で流入するが、濃縮槽でさらに20%程度まで濃縮される。

 

資源再利用型底泥高速凝集分離装置外観現地設置状況

■ 脱水装置

濃縮底泥は、さらにベルトプレス型脱水機に送られ脱水され、含水量50%以下の脱水土として回収される。凝集槽で凝集しているので、凝集剤を新たに追加する必要はない。脱水機には処理水の回収装置がついている。

   

底泥の有効利用

本システムからはスクリーン粕と、脱水土が固形物として排出される。工場排水が流入しない河川や農業用水では、底泥に危険な重金属類は含まれない(その都度調査する必要はある。)のでそのまま利活用できる。また、サトゲンの原材料として回収し有効活用ができる。また、処理時に上澄水は上部からオーバーフローで流出し、処理水槽にたまった上澄水は池・沼・ダムに戻すので生態系を守ることができます。

■ 施工フロー 4tユニック1台、3tトラック1台程度

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特許第4226065 取得
群馬県1社1技術 選定
経営革新計画承認